技術情報―Technology Information


共同研究体制

研究開発の成果を高い効率と加速的展開により高付加価値事業に結びつけるためには、境界域や広域異分野の技術との融合が重要となるため、内外の大学や異業種企業との技術連携にも積極的に取り組み、次世代技術のCOE(Center of Excellence)としての拠点形成を目指しています。

最新の技術を追求


当社技術を活かして異業種企業、および国内外の大学等とコラボレーション
九州大学
  • MEMS光学素子の創製研究
物質・材料研究機構
  • 特殊光学機能構造体の創製
北海道大学
  • 光硬化型規則多孔性樹脂フィルムの開発
九州大学・理化学研究所
  • 金属ナノ粒子の組織化・機能性ナノ薄膜の創製
図:金属ナノ粒子の組織化機能性ナノ薄膜の創製
30ナノメーターという極限的な薄さでありながら、数センチ角以上のサイズを持つ巨大なナノ薄膜の開発に成功しました。この膜の大きさは厚さの100万倍にも達し、丈夫で柔軟性に富み、ナノレベルの薄さとそれに比べて広大な面積を両立させた世界で初めての丈夫な膜です。
これは、理研フロンティア研究システム時空間機能材料研究グループ トポケミカルデザイン研究チーム(国武豊喜グループディレクター)らとの共同研究成果です。
この新たな「膜」は、原料にジルコニアと橋架アクリルポリマーを使ったもので、2種の重合反応を同時に進めることにより、セラミックスの網目と有機ポリマーの網目が互いに絡み合っている「IPN(入れ子型ネットワーク)」と呼ぶユニークな構造が超薄膜の中に存在するため、30ナノメーターという極限的な薄さにも関わらず数センチメーター角というマクロなサイズで安定となり、102メガパスカルという十分な強度を持ち、かつきわめて柔軟な特徴を示します。
大阪大学
  • 蛋白質結晶固定用のバイオ接着技術の研究
首都大学東京
  • 磁場制御による高分子新機能発現研究
図:磁場制御による高分子新機能発現研究
図,マイクロモーゼ効果を用いて半導体チップ表面に作製した電極開口部.
(a) 光硬化性の液状エポキシ樹脂(赤く着色)の塗膜を形成した半導体チップ.
(b) 磁場を印加することにより強磁性体電極上に磁力線を集中させ,磁気力で塗膜を
撥液させ電極上に開口部を形成したチップ.
大学との共同研究にて得られた最近の成果論文
  • "Magnetic Alignment of Magnetically Isotropic Rod-like Particle in Modulated Magnetic Field "
    Jpn. J. Appl. Phys., 46(2), 586-588(2007)
  • "Magnetic Alignment of Rhodamine B Intercalated in Somasif"
    Macromol. Symp., 242(1), 120-125(2006)
  • "Fabrication of photo-cross linked honeycomb-patterned films "
    Coll. and Surf. A, 284-285, 254-256(2006)
  • "Formation of Contact Holes on Bumps on Semiconductor Chip by Micro-Moses Effect"
    Adv. Mater., 18, 1549-1551(2006)
  • "Robust free-standing nanomenbranes of organic/inorganic interpenetration networks"
    Nature Mat., Vol. 5, 494-501(2006)

Research Topics
  • 2006年マイクロエレクトロニクスシンポジウム(MES2006 於:大阪(大阪大学))にて上村太一研究員がベストペーパー賞を受賞しました。
  • 2005年環太平洋国際化学会議(Pacifichem2005 於:ハワイ、ホノルル)のStudent Poster Competition にて上村太一研究員がポスター賞を受賞しました。 上村太一研究員
  • 「産業交流展2003」において「液晶滴下工法用メインシール剤」で、東京都ベンチャー技術優秀賞を獲得しました。
  • 尾上慎弥研究員が科学技術振興機構の戦略的創造事業(さきがけ研究)に採択されました。
    研究テーマ(2002年〜2006年)
    「集積−融合増幅型ナノ粒子センシングシステムの開発」