液状UV粘着技術
自由な形状に粘着テープがつくれる技術
様々なプロセス革新やプロセスの分業等により、接着方法の多様化が進んでおります。
一般的なUV接着は対象物同士間の樹脂をUV照射して接着させますが、前述の様なプロセスの多様化に適用した対象物の片側に樹脂を塗布して硬化させ、接合対象を後から圧力のみで接合させる技術です。
例えば、ディスプレイにおけるバックライトとLCDを貼り合せする際に打ち抜きした両面テープを用いますが、テープのロスも多く、昨今のベゼルレス化に伴う微細形状化に伴い作業も困難になります。
当技術を採用する事でロスもなく微細形状もディスペンサー等を用いて塗布することで用意に貼り合せする事ができます。
動画内容
- スライドガラスにディスペンサーを用いて粘着させたい範囲を塗布しUVで硬化します。
- その後は貼り合わせたい部材に圧力をかけることで粘着します。
- セパレーターを貼り次工程での貼りあわせも可能です。
技術適用事例:
粘着テープでは作業が困難な微細形状をディスペンスや印刷する事でタクトの短縮化が可能であるだけでなく、抜き型の作成費や不要部のロスによる無駄を削減できます。
当技術は透明性付与だけでなく着色化による遮光機能を付与することも可能です。