協立化学産業株式会社

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光学弾性樹脂 ~ 開発者の声

お客様への細やかな対応から、最適な樹脂が生まれる

市場のスピードに対応するために

市場のスピードに対応するために

携帯電話、スマートフォンやタブレット等のフラットパネル市場では常に新しいモデルの開発が進んでいます。光学弾性樹脂はそういった電子機器の表示パネル部に使用される接着材であり、製品の開発や展開にスピードが求められる市場です。

その為、営業では技術トレンドを正確に理解し、製品開発の方向性を的確に導く事が重要な仕事と考えています。

お客様によって異なる樹脂特性

ディスプレイやカバーレンズなどの部材と、これらを貼合わせるプロセスは、お客様によって多種多様です。

そのため、部材の組み合わせやプロセスに応じた樹脂特性が必要になってきます。お客様のご要望を聞き、その内容を技術翻訳する事が私の仕事です。

液晶ディスプレイの「ムラ」を解消する

液晶ディスプレイの「ムラ」を解消する

ディスプレイが液晶パネルの場合、貼り合せることにより「ムラ」が発生してしまうケースがあります。液晶ディスプレイを直接手で押すと画質が変化するのを見たことがあると思いますが、これが定常化したものが「ムラ」になります。

液晶ディスプレイを分析し、応力分布のモデル解析を行った結果、「ムラ」は樹脂の硬化収縮応力が原因であることがわかりました。

解析結果と、弊社が光学分野で長年培ってきた高透明・高密着・低応力技術を背景に、光学弾性樹脂は「ムラ」に強い樹脂となるように開発しました。

接着技術のプロフェッショナルを目指す

「接着をデザインする」ことを強みに持っている当社ですので、お客様が求める接着技術の提供に留まらず、お客様を驚かせ、喜ばせる高付加価値技術の提供を続けていることが当社の強みだと考えています。

当社の研究開発部門には新しいことが好きな人間が多くいます。会社として、個人として、確かな知識と技術力を積み上げ、新しい価値を創造しようとしていることが当社の開発力に繋がっていると思います。