協立化学産業株式会社

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営業 J.I.氏

営業職への挑戦

新卒として入社してから今年で7年目になります。

就職活動をしていた当時、研究職を希望していました。しかし研究職で学部生を採用する企業は少なく、進路に悩んでいました。

そんな折に、当社では営業職ながら研究分野にも携わることが出来るとの説明を聞き、挑戦をしてみようと決めたのが入社のきっかけです。

営業 J.I.氏

各部署を経ての今

営業本部に配属となってから、今までに大きく3つの市場を担当してきました。

光学貼り合せ用の製品を扱う部署を皮切りに、光学部品向けの製品を扱う部署を経て、現在は液晶パネル向けの製品を扱う部署で海外のお客様への営業活動を担当しています。私は中でも韓国のお客様を担当しているのですが、中国現地法人のメンバーへのフォローや必要に応じての技術サポートなども行っています。

いろいろな部署を経験してきたことに加えて、6人いる営業職の同期がそれぞれ異なる市場を担当していることから、機会を見つけて情報交換をしています。各市場での情報を共有して行くことで、お互いに良い刺激になっています。

国内と海外の違い

海外のお客様を担当していますが、だからといって仕事の仕方が大きく変わることはありません。

当社には海外現地法人もありますが、日本からお伺いさせていただいた上で直接お話をさせていただくだけでも印象が違います。また、技術的なフォローが出来ますので、直接お伺いさせていただいての営業活動を行っています。

なお、日本と海外では打合せに期待されるものが違う、という点には気をつけています。海外では打合せで「会って話す」だけではなく、その場で「決める」ことを求められることが多くあります。これ以外にも製品の納入などについても常に短納期を求められるなど、何事に対してもスピードある対応が必要です。この意思決定やスピード感の違いに遅れないように、営業として意識しています。

営業 J.I.氏

厳しい要求にも素早く、そしてわかりやすく対応

海外のお客様とのやり取りでは当然、現地の言葉を使います。

そのような環境でもお客様から寄せられる多くの厳しい要求に素早く対応していくことが求められます。そんな時に重要になるのが「分かりやすさ」です。お客様とのやり取りは多くの場合、現地スタッフなど通訳の方を介して行います。このため、お客様に説明すべき内容をまずは通訳の方に理解していただくことが必要となります。開発担当者がいくら素早い対応を行っても、お客様への説明を間違えてしまっては意味がありません。そのため、専門性の高い内容であっても要点を分かりやすく伝えるように常に心がけています。また、意思表示についても同様です。

以前、「実施できるか社に戻って検討する」という表現を使ったことがありました。お客様は実施する前提で検討しているものと受け取っていたらしく、後日、実施できない旨を伝えた際に大変驚かれました。意思表示を曖昧にせず、分かりやすく伝えなければいけないと感じた出来事でした。

これから成長していくために

研究職を目指していたので、最初は営業としての仕事に苦労しました。人見知りで苦手意識のあったお客様とのやり取りもそうです。少しずつ場慣れしてくることで解消されてきたと思います。

7年目として仕事も1人で担当できるようにもなってきました。今は、後輩の指導にもチャレンジし始めています。

今後もお客様の要求や課題をピックアップし、R&Dセンターと協力しながら課題を解決できる製品を開発し続けていきたいと思っています。お客様に製品をご採用いただいた時、開発してきた技術が形になることはとても嬉しい事ですから。